FTMを自覚するまで

自分がFTMだとはっきり確信したのは

大学生の時です。

 

当時、東野圭吾の小説にハマっていたので

ひたすら読み漁っていました。

 

「片想い」

この小説にトランスジェンダー

出てきたときは衝撃でした。

 

自分の長年感じていた

意味のわからない葛藤や違和感が

全て小説の中で

言語化されていたのです。

 

自分がFTMだと

やっと知りました。

 

 

知るまでに

なぜこんなに時間がかかったのか?

 

私は幼い頃からずっと

性同一性障害」の情報を避けていました。

 

家族や周りが

性同一性障害」について

否定的な考えをもっていることを

なんとなく感じていました。

 

自分はそうであってはならないと

ずっと思っていました。

 

もしあのときたまたま読んだ小説に

トランスジェンダーが出てこなければ

自分は向き合うことができなかった

かもしれません。

 

トランスジェンダーが出てくると

知っていたら

読まなかったかもしれませんね。

 

環境って大事ですね。

情報って大事ですね。

 

FTMと自覚したのは大学生ですが

そんな自分を受け入れたのは

もっと後のことです。

 

自分と生きるって難しいですね。

 

FTMです。はじめまして。

30代FTMです。

胸オペ済み、ホルモン治療中です。

 

生まれも育ちも田舎で、

そんな人間などいるはずない

という考えの中で生きてきたので

自分がトランスジェンダーだと気づくまでに

大変時間がかかりました。

 

このブログでは

自分の記録のためにも、

治療のことなど書いていく予定。

 

ついでに誰かの役に立てればいいなと

思っています。

 

 

よろしくお願いします。